元極妻の隠された幼少期

元極道(親分)の妻ですが現在は静かな生活を娘と送っております。 幼少期から現在までを書いていきます。 時々つぶやき。時々晴れ雨曇り★ これは石原まい子の裏ブログです。 誰も読まないでください。

組長

歌舞伎町の裏側2

こちらの続き

あの時に着てた服は、その日のうちに全部捨てました…
大切な思い入れがある服だったのです。
仕方がありません。


相手の組織と過去に何があったのか詳しくはわかりません。
後で少し聞いただけです。
流れで耳に入ったようなものですから・・・


それから10年以上経った頃も冷たい戦争は続いてました。

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上っ面だけの付き合い
面倒だけど、よくあること。

女の世界だけでなく、男の世界でもある
それを身に沁みて感じました。


組織で行われたイベントの後
お酒の量がかなり入ってる人もいました。

私が喧嘩の仲裁に入った時のことです。
A組長とT組長の女房
二人共、酔ってるのだから放っておけばよかった・・・



揉め事があると収めたくなる性格
それでなくても極道は平和な社会ではないのに・・・

「今日は楽しい日なので喧嘩はやめましょう。」

それしか言ってません。
何と矛先は私に…



A組長「●●の姐(ねぇ)だろ
俺は●●なんて関係ねえんだ!呼ぶなら呼べよ」

信じられない発言。


私「は~っ?」
年上だろうと納得がいかず、流石にキレました…
キレて当然です。


私「今の言葉どういうつもりで吐いたのよ! 」
向こうも喰ってかかって来たのです。
周りにいた各組の若い衆達が止めに入りました。



外で待っていたうちの若い衆も飛んで来ました。
私に罵声を浴びせた組長に

「うちの姐さんに何するんですか!」



自分の親分の姐を守るのも若い衆の役目
何も言わなくてもわかります。 ファミリーですから。

若い衆も相手の態度に腹が立ち、段々と言葉使いが荒くなりました。
それも当然のことです。

大人気なく喧嘩売ってきてるのは向こうですからね。

ぐちゃぐちゃになった店内

私もよく知ってる他所の組の若い衆さんが

「姐さん、外に出ましょう。お願いします。

A組長は酔うと達悪いんで…」



冷静に言ってくれましたが、私の中では収まりが付かず、

「言いたいことがあるんだったら正々堂々と、うちの旦那の前で言いなさいよ」

本人の前で言えるわけがない。
真の怖さを知ってるからです。



みんなは早くその場から出そうと必死でした。
途中で逃げるようなマネはしたくなかった。
何も悪いことしてないのだから


私を守ろうとした若い衆に、その組長は

「おまえ覚えておけよ!只で済むと思うなよ!

ケジメだからな。指落として持ってこい!」



私「関係ないでしょ!うちの若い衆が何したっていうのよ!」
ありえない。

理不尽すぎる…
汚い・・・

だいたいが酔っぱらったT組長の女房とA組長の喧嘩の仲裁に入っただけ。
ずるい事に、その女房は自分に関係ないかのようなフリ

逃げるように去りました。


いつも私の名前を使っては、ホストクラブで飲み歩いてるT組長の女房…
最後にケツを持つのは、いつも私

知らないの旦那だけ
他のみんなは知ってるのに・・・

ごめんねの一言もない
火種を作る人間はいつも決まってます。



自分のケツは自分で拭くもの。
それが出来ないなら自分の旦那に助けてもらえばいい

それが裏の世界というもの

その旦那に甲斐がないからでしょうか


口先だけは達者で、その場かぎり
裏では自分の都合のいいようにしか言わない人間達

それを真に受けるほうもどうかしてる・・・



それも歌舞伎町という暗黒街

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇





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歌舞伎町の裏側1

私の本を読んだ人ならわかる話です。
忘れたくても忘れられません。
思い出さないようにしているだけです。


当時まだ若かった私
一人歩きをするのは普通だと思ってました。
今までがそうでしたから・・・

夫は極道の世界の組長(数年後には会長)
一回り以上の年の差

堅気だった私の生活も変わりました。

まさかあの時あんな恐ろしい目に合うなんて、思ってもみませんでした…
ヤクザでもないのに巻き込まれるだなんて・・・・


今になって考えるとわかります。
どこの仕業か…

その時の私には、何処と何処が犬猿の仲か…
そんなの知るはずがありません。

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●●会●●連合の姐だろ!
●●は許さない!


どうして私なのか、頭の中が真っ白。
引き面れて…
自分の力では身動きできない状態。

恐怖の瞬間

首を絞められ、このとき初めて本当に殺される…

そう思ったときでした。


歌舞伎町二丁目、路地で待ち伏せしてたかの様子
白髪混じりの背の高い男


堅気か不良かは考える余地もありません。
只その時は逃げることしか考えませんでした。

どんなに大きな声を出しても誰も助けにこない
見ている人達が110番してくれると思った…

パトカーが来るまでの時間稼ぎ
きっとすぐに来るはず。

一瞬に浮かんだそんな考えは打ち消されました…

サイレンも聞こえない
制服も私服も来ない
最悪…


自力で助かったようなものの、ずっと泣いてました。
家に帰ってからも・・・

「此処にいるから来いよ」
あの人に呼ばれて行った道中の出来事

悲しさと悔しさで涙が止まりませんでした…
あの人は、「気にするな。不良のやる事じゃない。もう大丈夫だから。」

大丈夫なわけがない・・・
虚しくなりました。

周り(組長達)も必死で、私を襲った人間を探して回りました。
どこにも居ない
見付からない

どうしても捕まえてほしかった・・・
許せないのと恐怖で胸が張り裂けそう・・・

きっと近くにまだいるはず。
お願いだから探して。

私の願いは通じませんでした。
あきらめるしかない
そんなものなんだ


私が真相を知ったのは離婚してからです。
許せないことや納得行かないことがあるのが裏社会

女まで巻き込むとは・・・

その後は、必ず若い衆が数人は付くようになりました。
それがなくても看板を背負ってるわけですから、1人では歩くことはなかったですね。

あの時は警察もヤクザも怨みました。
味方なんて上辺だけ

裏の世界には、その裏側があります。

暗黒街、歌舞伎町。


姐さん「任侠」記 (宝島SUGOI文庫)
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姐さん「任侠」記
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極道(親分)の女房の実録記事。宝島社より”姐さん「任侠」記”好評発売中。現在は、作家、モデル、任侠カウンセラー、いじめ撲滅ジャーナリスト・介護士。夢は果てしなく続きます!実現させるのが夢。人は独りではないですからね。心を強く持ちましょう。
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