子供の頃に一度だけ、オオカミカットにされたことがありました。
今みたいにお洒落な感じとは掛け離れてます。
流行っていたのかも分かりません…

おかっぱ頭の子も多かったのは覚えてます。

いつの時代?という感じです。

右も左も、おかっぱ。だったような・・

わざわざ美容院へ行って何故オオカミに…
全く似合わない。
トラは好き。
狼なんか嫌いなのに・・・

トラ

誰が考えたのだろう。
狼カット
精神状態が狼になりそう。


早く髪の毛が伸びないかな~と引っ張ってました。
痛いだけ。それでも引っ張り続ける(笑)

あんなに短くて男の子みたいなヘアスタイルは、それが最初で最後。
美容師時代には流行りで短くしたことはありましたが、
その後はずっとロングです。

狼カット、思い出すと笑っちゃいます。
友達は美容院でカットせず、親に前髪を短く切られてました。
しかも、かなりの眉毛上。

今でいうオンザ眉毛・・・笑うに笑えなかった。
その子は特に嫌がってるようには見えませんでした。
私がピンドメで前髪をとめてあげようとしたら「大丈夫だから」と…

そうなんだ…

それでいいんだ。(心の声)

う~ん・・・・・・

気にいってたのかもしれません。
それとも髪の毛を気にはしていなかったのかも。

髪だけではない・・・
洋服も変わった格好
親が勝手に決めていたにちがいない。

家が近くで仲良しだったんですけどね。
男の子顔の彼女は今頃何してるんでしょう…。

 

小さな恋の物語ではなく、小さな狼の物語。

石原まい子


姐さん「任侠」記
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姐さん「任侠」記 (宝島SUGOI文庫)
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