元極妻の隠された幼少期

元極道(親分)の妻ですが現在は静かな生活を娘と送っております。 幼少期から現在までを書いていきます。 時々つぶやき。時々晴れ雨曇り★ これは石原まい子の裏ブログです。 誰も読まないでください。

ひとりあやとり5

あやとりが流行った時代
小学生の頃、休み時間になると女子はみんなやってました。

男子は何をしていたのか覚えていない。

私も一緒になってやろうとするんですが難しい…
器用な子は、あっという間にスゴい技をを披露。
どこで覚えたのかな・・・

ポカーン…
あまりの早業に何を作っているのか分からない。
早いことが自慢?

ゆっくりやってもらって自分も同じようにやってみました。
「ひとりあやとり」の三番目の技になるとアウト。
難しい・・・

網・川・富士山・蝶・東京タワー・橋・ゴム
網(あみ)とは何?って感じ。

漁師さんは、あやとりなんかやるはずがない・・・
赤い太めの毛糸で網作り。

みんなでやる時は途中で誰かつまずくとヒントを出す子がいます。
聞いてもいないのに・・・

私は思い出せなくても、そのヒントを言われるのがイヤでした。

ヒントを出されたうえに分からなかったら自分が情けなくなります…
お願いだから黙っていてほしい・・・
もう少しで思い出すのに…

ハロウィン1

こうなったら、家に帰って早速あやとりの猛特訓です。
お人形はダメでも、あやとりの本は買ってもらいました。
わかりやすい本。

1日中あやとり
完璧に出来るようになるまでは楽しくない。
指がおかしくなりそう・・・

誰にも頼らず、本当の1人あやとり(笑)
孤独との戦い
ところがコツを覚えた途端にスイスイと出来るようになりました。


嬉しい…
1人で大喜び。
これなら大丈夫。
初めて披露したのが、お母さんの前です。


「スゴいわね~天才じゃない」
天才とまで言われてしまった私。
さすが、親。
褒められると更に頑張る


私は覚えるまでが普通の人より時間が掛かります。
だから人の何倍もの努力が必要。
出来なければ出来ないまま

さみしい思いをするのは自分
それが嫌で猛練習します。

学校に行ってみんなの前で見せた時は驚いてました。
なんとなく自慢気。
自称あやとり名人。

心の中で叫びました。
やった~!
やれば富士山だって、蝶だって何だって作れちゃう。

あやとりの小さな世界
子供ながらに奥が深いなと感じた瞬間

1人あやとりではなく、みんなあやとり
独りは寂しいけど1人なら大丈夫。

1人と独りはちがいますからね。

大人になったら、あやを付けたとか、嫌な言葉が飛び交ってます…
極道の世界では普通に使ってましたね。

あやを付けるの意味⇒言いがかりを付ける



姐さん「任侠」記 (宝島SUGOI文庫)
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姐さん「任侠」記
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悲しい家庭科の時間

小学校の4年生になると、家庭科の時間が楽しみです。
何故かというと、調理実習が始まります。

お裁縫が苦手な私
けれど、お料理を作るのは大好き。
本を読んだりして何気に勉強してました。

調理実習がスイーツと決まった時には嬉しくてたまりません。
毎日のようにカレンダーを見てました。

初めての実習ですからね。
作るのはクレープに決定!

今のようにクレープ屋さんがない時代…
もうワクワクですよ。

グループごとで作ります。
前の週に他のクラスがクレープを作ったので、一口もらって食べたんです。

美味しい~
生クリームとバナナ入り
チョコレートも掛かってました。
匂いでもたまらない。

私も同じように作るき満々です。
各グループそれぞれ5人ぐらいはいました。
決めたのは先生。

普段あまり話さないグループと一緒。
「美味しく出来ればそれでいい・・」
目的は食べること。

材料を分担してました。
そして待ちにまった調理実習。

あちらこちらで甘~い匂いがしてきてます。
何だか私のグループは、みんな動くのが遅い、静かすぎ…

もう・・・・

他は出来上がってるのに…
早くしなきゃと焦るばかり。

なんと、バナナを持って来る子が忘れてきてしまったのです…
最悪・・・

「ばか…一番大切な物を忘れるなんて」
一生懸命、生クリームも機械を使わず作ったのに…

当時、ハンドミキサーなんて学校にはなかった。
なかなか泡立たない生クリーム…
思ったより大変

それでも美味しくできるためには必死。

私がバナナを持ってくればよかった・・・
他のグループの子が缶詰のサクランボをくれたのです。

よりによって缶詰のサクランボとは…
うれしくない
美味しくないし・・・

あれは飾り用にしか見てなかった。
何もないよりかはマシ?

やる気のないグループに入ってしまったのが間違いでした。

みんな暗いし、楽しくないのかな?

何で・・・・


クレープの生地を焼き、生クリームを入れてサクランボは飾りに2つ。

見た目が寂しい・・
あ~あっ。


他の子達は「美味しい」と騒いでる。
あれだけ楽しみにしていたのに、いざとなったら食欲が失せました。

お好み焼きみたいな生地の厚さ。
柔らかくもない・・・
固まった小麦粉が点々としている。

先生が食べた感想を聞きにきました。
「美味しく出来ましたか?」
シ~ン・・・・

不味い…
不味すぎる
感想を言う気にもなれない。

「食べきれない子はお家に持って帰って、お母さんに食べてもらいなさいね」

中身がないクレープ
しかも美味しくない
本当に・・・

そんなものを渡せるはずがありません。
アルミホイルに包み、ランドセルに入れました。
奥のほうに・・・

家についたら何も言わず、机の引き出しに隠しました…
見付からないように。

結局、家のゴミ箱には捨てることが出来ずじまい。
どこに捨てるべきか・・・

数時間なやんで、外の排水口みたいな所に捨てました。

近所の人に見られないかドキドキ

お母さんは、私が学校でクレープを作ったのを知らないまま…。
それでよかったと思ったのは幼い考えかもしれない

現在この年齢でもクレープが好きなのは逆トラウマ(笑)
美味しいクレープしか食べません。

クレープ サンタ

明るくて元気でしたが、この頃までは内気だったのです。
かわいい年頃

楽しみしていた調理実習が悲しい時間に変わった思い出。

因みに現在のわたくしの娘は19。
ケーキ作りは得意です。

姐さん「任侠」記 (宝島SUGOI文庫)
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姐さん「任侠」記
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可愛がってた蛇

女の子なら誰もが欲しがるお人形。
幼い頃の私も欲しかったお人形がありました。

髪が長くてキラキラのドレスを着た可愛いお人形。

着せ替えの洋服もあります。
欲しい・・・

うちは決して貧乏な家庭ではありません。
父は異常なほど厳しかったので、欲しいものは何でも買ってくれるという性格ではなかった…

だから簡単には言えませんでした。
母には言ってたんですけどね。

そんな母も父には言えない・・・
亭主関白もいいところ!

おもちゃ屋さんの前を通るたびに気になる存在

もしも買ってもらったら、名前は夢子ちゃんと付ける
想像しただけで、楽しい気分になれました。

親には何でも言えるような頃ではなかったので、欲しいな~という願望だけ。

あるとき家族で外食をした後、おもちゃ屋さんに行ったとき言ったんです。
怒ってばかりの父が機嫌のよいとき。

勇気を振り絞って・・・・
「このお人形さん欲しいな」


ところが、お父さんは「こんな下らない物なんか意味がない!」

「くだらないんだ・・・」私の心の声
意味のある物って何?

ショックでした・・・
それからは二度と欲しかったお人形さんの話をすることはなかった。

夏の暑い日、突然遠い親戚の叔父さんが訪ねてきました。
お土産は30センチぐらいの蛇。
柔らかい素材

何故これを選んだのでしょう・・・

色はピンクとグリーンのストライプ
今でも覚えてます。
大切にしてました。

見付からないように蛇と会話
夜は小さな布団をかけてあげて・・・
風邪をひないように。

そっと、おやつも食べさせてあげました。
尻尾の縫い目がほつれてしまったとき、
バンドエイドで応急処置。

このことは誰も知らない

家族にも言わない
友達にも言わない
自分だけの秘密

可愛がってたのが蛇ですよ。ヘビ。
今の私は身体に蛇(刺青)も入ってますけどね。
可愛いかは別の話。

蛇イラスト


子供が出来たら欲しいものは何でも買ってあげようと思ってました。
トラウマでしょうか・・・

案の定、うちの子は何不自由なく贅沢三昧の生活を送ってました。
良いのか悪いのかは分かりませんが…。

欲しかった可愛いお人形は派手な蛇に。
今となってはそれも忘れられない思い出。
蛇の名前は教えません(笑)
ナイショです。

続く

姐さん「任侠」記 (宝島SUGOI文庫)
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極道(親分)の女房の実録記事。宝島社より”姐さん「任侠」記”好評発売中。現在は、作家、モデル、任侠カウンセラー、いじめ撲滅ジャーナリスト・介護士。夢は果てしなく続きます!実現させるのが夢。人は独りではないですからね。心を強く持ちましょう。
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