元極妻の隠された幼少期

元極道(親分)の妻ですが現在は静かな生活を娘と送っております。 幼少期から現在までを書いていきます。 時々つぶやき。時々晴れ雨曇り★ これは石原まい子の裏ブログです。 誰も読まないでください。

尊敬するのは怒ってばかりのお父さん

私の書籍にも書いてあるように、厳格なお父さん。
怖い存在。

多少の博打はしてましたが、法に触れるようなことはしません。
根が真面目。

気性は荒いですが、真っ直ぐで仕事一筋。
仕事場では下の者には厳しく怒鳴ることは日常茶飯事。

親分肌
社長からは好かれていたようです。
喧嘩っぱやいのがたまに瑕(キズ)

そこは私も似てしまったのかもしれません。
30代まではイケイケでしたから。

お父さんは仕事が終わると真っ直ぐに帰ってきてました。
仕事仲間に誘われても断る
あんなに好きなお酒でも、外で飲むのは苦手なようでした。


たまには飲み屋に行ってくればいいのに・・・
おもしろくないないから行かないの一言。
協調性に欠けてるのでは?と、思うほど。


家では必ず飲みます。
家でしか飲みません。
親戚や身内とは飲むんですけどね。


せめてもの楽しみがお酒と麻雀
趣味はない・・・
仕事なのかもしれません。


定年になったらどうするんだろう・・・
家族で話してました。
ずいぶん昔に定年を迎えた父

やはり、趣味がないため、つまらなそうな感じ

怖かった父でしたが、子供の頃にツラい過去があります。
悲しい真実
大人になって聞かされました。


お姉ちゃんとお父さんは産みの親、お母さんに育てられました。
子供の頃、お父さんだけが奉公に出され、親から見捨てられた・・・

そんなお母さんでも好きだった父
勉強も一生懸命やって成績も優秀。

頭のよい高校に受験して合格。
本当に行きたかった学校は青山だったそうです。

お金を出してもらえず、公立の高校に・・・
今でもレベルは高い学校。

卒業したことを聞いたのは最近です。


親の愛情を受けてないお父さん
幼少期の話をしたがりません。

お母さんから聞きました。
妹も私も聞くたびに涙が出てきます。

たまにですが、お父さんに昔の話を聞きます。
私が知らない時代

興味津々
楽しく話す時は仕事のこと。
お父さんの家族の話になると黙ってしまいます。


いつもとちがう空気
怒りっぽいお父さんが寂しそうな顔に・・・

幼い時から働かせられて、勉強もして楽しい思い出なんか何一つなかった父…
旅行や遊園地にも行った覚えがないようです。

それに比べたら、クリスマスや誕生日パーティー
たまに行く旅行は贅沢だったのかもしれない。

メリーゴーランド


家族にも厳しいけど、家族のために何かを作ろうとしていたのです。

お母さんと結婚してから何が変わったのかはわかりません。
遠い昔を知りませんからね。

気性の激しいお父さん
怒ってばかりのお父さん
欲しいお人形を買ってくれなかったお父さん


それでも、私が尊敬する人はお父さんなんです。
後ろ姿を見ていたはずなのに、道を反れてしまった私…


私の言い分もあります。
信じられないぐらいの厳しさ
原始時代の親かと思うぐらいでした。

それはお母さんも同じ。
お母さんの場合は、私達がお父さんに怒られないようにするため

学校で何かあっても相談した事はありません。
(子供の頃)


お母さんはお父さんに逆らうことも出来ない。
言えば怒鳴られるからという思い込みの理由。

襖(ふすま)が少し剥がれてもバレないように隠してました。
仕事から帰ってくるまでに急いで直す。

5時半ジャストに帰宅するお父さん
時間前にはダッシュで靴をきれいに並べて、ゴミ一つないようにしてました。

女房の鏡

機嫌が悪くならないように、余計なこと一つ言わないで隠してばかりの母。
そんな生活をしても別れない…

よく我慢できるな…
「こんな思いをするなら離婚すれば?」
そんなふうに言ったことがあります。


お母さんが殴られて初めての家出
私はお父さんに泣きながら怒りました。

お母さんを泣かせないで!
お父さんなんか大嫌い!

黙ってました。
お兄ちゃんもお父さんには反発ができなかった・・・

そのときの私はお父さんのことを怖いとか、そんな思いは消えていた。

守るしかない
私なら言える、今言わなければ変わらない。
子供から大嫌いと言われたのはショックだったみたい・・・


私は大人になってから我慢を覚えました。
必要のない我慢も・・・

それも自分が選んだ道ですから仕方がありません。

お母さんも我慢強い
私とは意味合いがちがうかもしれません。

愛する人に尽くすのは母譲り。
一途ですからね。

親の言うことも聞かず勝手に家を出て心配ばかり掛けてきました。
心配してくれる両親がいることに感謝してます。

余計な心配ばかりかけてしまいましたが・・・
普通の人では味わう事がなかったでしょう。

堅気の人と一緒にならなかったわけですから。
今になって、ようやくですが安心してると思います。

仲が良かったのに諸々の事情で離婚してしまいましたけど・・・
それも運命。

今は精神的に疲れない生活を過ごしてます。
数年前の私とはずいぶん変わりました。

最後まで支えてくれた家族のおかげです。
怖いものはありません。
私は大丈夫。



今まで心配ばかり掛けてごめんなさい。
大好きなお父さん、ありがとう。


石原まい子

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姐さん「任侠」記
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手紙

こちらの記事の続き

あいかわらず学校の帰りに商店街中を聞いて回った…
ところが月日が経つにつれて、冷たい大人

魚屋のおじさん「全然わからないから」
何にかを隠してそう…

今までなら優しく声をかけてくれたのに…

ある日、手紙が届きました。
エミちゃんからです!

嬉しい。

二度と連絡がとれないかもしれない
そう思ってましたから。

内容は「まい子ごめんね。
お父さんが死んじゃってから、誰とも話さなかったの…
お母さんから、誰にも住所を教えたらダメって言われてた」


便せん二枚の手紙
一枚は私とエミちゃんの顔が書いてある絵

楽しそうな、あの頃の二人
エミちゃんは忘れてはいなかった。
よかった…

その手紙の最後には、今住んでいる住所が書いてありました。

誰にも教えないでね。
ナイショだから

東京からは居なくなっていた。
八王子
行ったことのない場所

借金から逃れるために行動に移したエミちゃんのお母さん
そんな大きな額ではないようでした。

派手で話し好きのおばさんは水商売で働いていたらしい

仲良しに見えた商店街のみんな
おじさんが自殺してからは急に態度が変わった。


おばさんの悪口も言いたい放題
影でコソコソ

ズルい。
おばさんだって、おじさんが死んでからツラくて悲しい思いをしてたのに…


自分勝手な大人達
涙の一つも流せないないんて…
美味しい天麩羅も特別にサービスしてもらっていたくせに…


その頃から大人になんかなりたくない
そう思うようになりました。

表の顔と裏の顔
私の両親は真っ直ぐな性格
裏も表もない。


あれから連絡を取り合って、久しぶりに再会したのが、中学一年生

新宿で待ち合わせ
駅ビルがマイシティの時代
今はルミネ

歩きながらいろんな話をしました。

バレリーナになりたかったエミちゃんのお姉ちゃんは、グレてしまった
そうなんだ・・・
おじさんが亡くなってから変わってしまったらしい…


エミちゃんとは、それが最後。
引っ越しを繰り返し、今は何処にいるかわからない…

会いたいと思う友達
探してます。
恵美子ちゃん。

幸せになってるといいな。

ポインセチア


恵美子ちゃんのお父さんへ
たくさんの楽しい想い出は忘れません。
美味しいご飯を食べてるときは幸せでした。

きっと天国でエミちゃんを見守ってるでしょうね。
ありがとうございました。

石原まい子


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ショック

こちらの記事の続き。

朝早く一本の電話が鳴りました。
出たのはお母さん
何か様子が変…

「まい子、大変よ。エミちゃんのお父さんが…自殺したって…」

私「エミちゃんの所に行ってくる。」
お母さんからは止められた…

今は行かないほうがいい
私は前の日も変わらず、エミちゃんの家に遊びに行っていました。
私が好きな海老を多めに入れてくれた天丼

ご飯は少なめで。
好きなだけ食べなさい
遠慮しなくていいから。

夕飯はエミちゃんと一緒でした。
1ヶ月に何回かは泊まりに。

あの時、五百円もらいました。
今とはお金の価値がちがいます。

40年近く前

「おじさん、こんなにいいよ。持ってるから大丈夫」
「いいから、しまっておきなさい。」

これが最後の会話でした。

お通し


もしあの時、私が泊まっていたら…
死ななかったのかな…

何があったのか分かりませんでした。
何で…何で…

お母さんに内緒でエミちゃんの家まで走りました。
そしたら、パトカーや救急車が止まってました。

エミちゃんの姿が見えない
商店街は人の山
私は中に入る勇気がなかった…

家に戻ったらお母さんは電話中

後で聞いた詳しい話。
朝、エミちゃんのお姉ちゃんが一階のトイレに入って、扉を開けたら…
おじさんが首を吊っていたらしい…


それを聞いてショックだった…
私よりエミちゃんやお姉ちゃん、おばさんは立ち直れないぐらいショックなはず…

御通夜、御葬式には学校の友達みんなで行きました。
ずっと泣いているエミちゃんとお姉ちゃん
声をかけられなかった…

遺影の写真は、いつも優しいおじさんの笑顔
涙が止まらない…

家族がいるのに何で死んじゃったの…
悲しすぎる…

みんなで遊園地やプールにも行って楽しかったのに…
しばらくして、エミちゃんの家は売りに出されてました。

学校にも来ない
電話しても繋がらない
どこにいるのか分からない…

何も言わないでいなくなってしまった…
あれだけ仲良しだったのに…

私はどうしてもエミちゃんと連絡が取りたくて探し回りました。
商店街のお魚屋さん、隣のサンドイッチ屋さん、八百屋さん、裏のお家まで。

みんな仲がよかったはず
それなのに誰も居場所も連絡先も分からない…

1人で毎日のように聞いて回った。
何か手がかりがあるはず。

続く

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極道(親分)の女房の実録記事。宝島社より”姐さん「任侠」記”好評発売中。現在は、作家、モデル、任侠カウンセラー、いじめ撲滅ジャーナリスト・介護士。夢は果てしなく続きます!実現させるのが夢。人は独りではないですからね。心を強く持ちましょう。
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